茶色いホクロのようなイボ「アクロコルドン」ってうつるの?
茶色のシミやホクロのようなアクロコルドンが次々と現れると、不安になりますよね。
ウイルス性イボのようにうつるのでは?と思うかもしれません。
私も怖くなって慌てて皮膚科に駆け込んだ経験がありますが、単なる皮膚の老化が原因で、うつるものではありません。
アクロコルドンは老人性イボの一種
アクロコルドンは老人性イボ(脂漏性角化症)の一種で、ウイルス性イボ(尋常性疣贅)とは違います。
ウイルス性イボと老人性イボの違い
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)
手足の関節など、擦ったり怪我をするなど接触の多い場所にできやすいのが特徴です。
多くの物は硬く突起しており、円形をしています。
発生当初は小さく半透明の皮膚の盛り上がりのように見えますが、次第に大きくなり、表面が削られてざらつくようになります。
老人性イボ(老人性疣贅)
老人性イボは加齢に伴ってできてくるイボですが、早ければ20代から発症します。
皮膚の老化現象で「脂漏性角化症」とも呼ばれ、ほとんどは良性のものです。
手のひらや足の裏以外であれば全身のどこにでもできるのが特徴です。
発生当初は1〜2ミリの小さなものですが、次第に大きくなります。
色は濃い肌色から黒色まで様々で、形も平であったり隆起していたりなど多くの種類があります。
老人性イボの中でアクロコルドンと呼ばれるものは、円形で少し盛り上がっていて、おはじきのような形をしています。
色は茶色で小さなものがたくさんできることが多いです。
徐々に数が増えて濃く、大きくなっていきます。
アクロコルドンを放置しておいても問題はありませんが、気になるようであれば早めに治療したり、これ以上増えないように予防することをおすすめします。
化粧品でケアする方法
最も確実に除去できるのは皮膚科に通院することですが、アクロコルドンは次々とできてくるので、そのたびに皮膚科に通うのも大変です。
そこで、アクロコルドンなど老人性イボに効果があるとされる化粧品がおすすめです。
化粧品はいつものスキンケアを置き換えるだけでいいので続けやすいです。
特におすすめなのが、老人性イボに効果があるとされるハトムギエキスや杏子エキスの入ったオールインワンジェルの「艶つや習慣」です。
オールインワンジェルとは、化粧水・乳液・美容液・保湿の機能が一つにまとまった化粧品のことです。
「艶つや習慣」は、化粧水・乳液・美容液・保湿効果に加えて、さらに老人性イボやざらつき対策になる角質ケアもできるので、ケアがとても楽です。
顔だけでなく身体にも使えるので、女性だけでなく男性や子供にも人気です。
1日約3〜5分を目安に丁寧にマッサージして老人性イボ(古くなった角質)に塗り込むと、角質が膨らんできたり立ち上がってきたり変化します。
ポロリとなる直前になると黒っぽく枯れたように硬くなってきます。
しばらくすると根元からポロリと痛みなどもなく取れてツルツルになります。