アクロコルドンは自分でハサミで切っても大丈夫?
皮膚科でハサミで切られただけだった。
それならアクロコルドン(老人性イボ)は、自分でハサミや爪切りやピンセットで切っても大丈夫なのか?お伝えします。
そもそもそれはアクロコルドン?
老人性イボ(脂漏性角化症)には様々な種類があり、形や大きさなどによって名前がわかれています。
アクロコルドンは「ぺたっ」として盛り上がりの少ないタイプで、1〜2oぐらいの大きさの薄茶色〜茶色のイボです。
アクロコルドンは、皮膚の表面に平坦な茶色い少し隆起した形で、小さなおはじきが皮膚にのっかっているような見た目をしています。
体質によってアクロコルドンのできる位置は異なりますが、首や胸など全体にたくさん出ることが特徴的です。
アクロコルドンはその見た目でわかる通り、はさみや爪切りで切ったり、切除できるような形ではありません。
レーザー治療が一般的です。
もし、はさみで切れるような形をした茶色の老人性イボ(脂漏性角化症)であれば、それは「アクロコルドン」ではなく、「スキンタッグ」と呼ばれるものかもしれません。
スキンタッグとは?
スキンタッグは一つ一つのイボが飛び出ていて、皮膚とつながっているところは細くなっているのが特徴です。
スキンタッグは、本当に皮膚からぴょこっと飛び出ていて、引っ張れば取れそうな印象…でも、引っ張っても取れません。
ゆっくり大きくなることが多いです。
スキンタッグを自分でハサミで切りたい
首のあたりによくできる茶色の出っ張った小さなスキンタッグ(老人性イボ)は、皮膚科で受診すると、ハサミで切除する施術になる場合があります。
1mmにも満たないような小さな老人性イボであればほとんど出血することなく取れます。
あまりにあっさりした治療なので、
「ハサミで切るだけなら、わざわざ皮膚科に来なくても自分でできるのでは?」
と思うかもしれません。
皮膚科で使うハサミは特殊なハサミ
スキンタッグ(老人性イボ)の治療には、先の細くて小さめな眼科剪刀(せんとう)という、よく切れる医療用のハサミを使用します。
この医療用バサミで、イボを1つ1つを皮膚のギリギリのところで切っていくのです。
家にある切れ味の悪い眉毛バサミなどで切ってしまわないよう注意しましょう。
自分でやると傷口からばい菌が入ってしまったり、失敗して怪我をしてしまったりという危険もあります。
「ハサミは切りづらいから、爪切りやピンセットでできるのでは?」
と考えたりもしますが、爪切りはばい菌が入る恐れがありますし、ピンセットで無理やりちぎると肌を傷める原因にもなりかねません。
スキンタッグ(老人性イボ)は皮膚科を受診してお医者さんに取ってもらうのが一番安全で手っ取り早いです。
ですが次々新しいスキンタッグ(老人性イボ)が出来てきて大変だという場合は、イボケア用の化粧品がおすすめです。
つるつるになる化粧品
スキンタッグなど老人性イボ(古くなった角質)に効果があるとされる化粧品があります。
化粧品はいつものスキンケアを置き換えるだけでいいので続けやすいです。
特におすすめなのが、老人性イボに効果があるとされるハトムギエキスや杏子エキスの入ったオールインワンジェルの「艶つや習慣」です。
オールインワンジェルとは、化粧水・乳液・美容液・保湿の機能が一つにまとまった化粧品のことです。
「艶つや習慣」は、化粧水・乳液・美容液・保湿効果に加えて、さらに老人性イボやざらつき対策になる角質ケアもできるので、ケアがとても楽です。
顔だけでなく身体にも使えるので、女性だけでなく男性や子供にも人気です。
1日約3〜5分を目安に丁寧にマッサージして老人性イボ(古くなった角質)に塗り込むと、角質が膨らんできたり立ち上がってきたり変化します。
ポロリとなる直前になると黒っぽく枯れたように硬くなってきます。
しばらくすると根元からポロリと痛みなどもなく取れてツルツルになります。