アクロコルドン&スキンタッグにイソジンは塗らないで!
殺菌・消毒で有名な「イソジン」。
イソジンはうがい薬で有名ですが、「イソジン軟膏」という塗り薬が販売されています。
イボに殺菌力のあるイソジン軟膏は効きそうな気がしますが、実はアクロコルドンやスキンタッグはウイルス性イボとは違います。
効果のない理由と、老人性イボ(脂漏性角化症)の対策をお伝えします。
イソジン軟膏の効果とは?
イソジン軟膏は、いろいろな細菌やウイルスに対して幅広く、短時間ですぐれた殺菌・消毒効果を発揮します。
きり傷・すりむき傷・やけと?なと?の患部の殺菌・消毒にすぐれた効果を発揮します。
イソジン効能・効果
きり傷、さし傷、すりむき傷、靴ずれ、やけどなどの患部の殺菌・消毒
刺激性が弱く、皮膚の消毒に適しています。
アクロコルドン&スキンタッグにイソジンは効く?
スキンタッグもアクロコルドンも、年齢と共に増えてくる老人性イボ(脂漏性角化症)と呼ばれるものです。
どちらも同じものですが、形や大きさの違いから名前が違います。
スキンタッグは「ぴょこっ」と飛び出た小さな茶色のイボ。
アクロコルドンは「ぺたっ」として盛り上がりの少ない小さな茶色のイボです。
アクロコルドンやスキンタッグを指す「老人性イボ(脂漏性角化症)」は、ウイルス性のイボとは違います。
体質によっては20代からでき始め、中高年では一般的にみられます。
老人性イボ(脂漏性角化症)は、細菌によってできたり感染したりするウイルス性のイボとは違い、ホクロのように放置しておいても安全な良性の皮膚腫瘍です。
ホクロを殺菌しても意味がないのと同じように、アクロコルドンやスキンタッグに殺菌・消毒効果のあるイソジンを塗っても効果はありません。
化粧品でケアする方法
化粧品で保湿してあげたりピーリングすることで角質が滑らかになり、スキンタッグ(老人性イボ)がポロリと取れたり、予防にもなります。
化粧品はいつものスキンケアを置き換えるだけでいいので続けやすいです。
特におすすめなのが、老人性イボに効果があるとされるハトムギエキスや杏子エキスの入ったオールインワンジェルの「艶つや習慣」です。
オールインワンジェルとは、化粧水・乳液・美容液・保湿の機能が一つにまとまった化粧品のことです。
「艶つや習慣」は、化粧水・乳液・美容液・保湿効果に加えて、さらに老人性イボやざらつき対策になる角質ケアもできるので、ケアがとても楽です。
顔だけでなく身体にも使えるので、女性だけでなく男性や子供にも人気です。
1日約3〜5分を目安に丁寧にマッサージして老人性イボ(古くなった角質)に塗り込むと、角質が膨らんできたり立ち上がってきたり変化します。
ポロリとなる直前になると黒っぽく枯れたように硬くなってきます。
しばらくすると根元からポロリと痛みなどもなく取れてツルツルになります。